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みまから唐辛子について
日本の伝統唐辛子「みまから唐辛子」~徳島県美馬地方で古くから作られてきた唐辛子です。
旬の時期は7月下旬~9月中旬です。7月初めには長さ20センチほどの立派な実をつけますが、一番なり辛味が少ないためにすべて破棄します。安定した収穫が始まると、長さ12~15センチになります。
唐辛子は一般的に種が辛いと思われていますが、実際は中の白いワタのような「胎座(タイザ)」部分が一番辛いです。胎座についている種も辛いというわけです。胎座のない先端はほとんど辛くありません。
みまから唐辛子の特徴は「辛味が強く糖度が高い」ことです。辛味はハバネロ級とも言われています。糖度はメロン並にあります。野菜の糖度は旨味ですので【辛味が強く旨味がある、おいしい唐辛子】として、親しまれています。
「みまから唐辛子生産者組合」を立ち上げ、契約農家さんのみで生産されています。土づくりから始まり、収穫までのを生産者組合で情報を共有し、意見交換会や研修の場を持ちよりよい唐辛子をつくるために、日々努力しています。
【みまから】の目的は【まちづくり】です。古くは商業に栄えていたこの町が今ではこれといった特産品もない、観光地もない「何もない田舎町」となりつつあります。ありふれた田舎にきらりと光る物を見出し、創造し、発展させる。これには地元に人の情熱が不可欠です。そこで立ち上がったのが、これまで40年にあまり旧美馬町の町づくりに尽力してきたボランティア団体です。(旧同盟会)団塊の世代の人たちによる最後の町づくりへの挑戦は【日本一の唐辛子づくり】です。【みまから】にはたくさんの人の思いが詰まっています。これからも地域のために、みまからづくりに尽力して参ります。「何もない田舎町」から「みまからがある田舎町」へ、農・商・工の連携と地域の人と創るみまからを、どうぞ皆様に応援していただけると嬉しいです。
~私たちは伝統を手づくりで守っています~
※類似品にはくれぐれもお気をつけください。みまから唐辛子はみまから生産者組合と美馬交流館のみで販売が許可されています。品種化のためにどうぞご協力ください。
- 2023.05.20
- 10:47
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